このブログはタイトル「手帳の湖」の通り、主に文具、それも手帳を扱っているニッチ度の高いブログだ。ステーショナリーが趣味だという人が少ないとは思わないが、超絶ポピュラーな趣味かと言えばそうでもないだろう。ネットでは趣味人同士が繋がりやすいのでみんな手帳を楽しんでる!と思いがちだが身の回りに文具趣味人はついぞ見当たらない。
そんなニッチな手帳趣味の中でもさらにニッチな部類がシステム手帳だと思う。文具売り場を見ても明快だ。そしてそして、そのニッチオブニッチのシステム手帳の中でもさらにニッチ(ニッチニッチ五月蝿い)な手帳、システムダイアリー(SD手帳)を中心としたエントリーを書いてきた。ありがたいことに、”システムダイアリー”で検索して訪問いただく方がかなりたくさんいらっしゃる。ありがとうございます。
でも、現在システムダイアリーよりもバイブルサイズの手帳に夢中なのである。システムダイアリーを数年使い倒したからこそのバイブルサイズのシステム手帳の選択になっている点になんとなく連続性を感じてすっかり自己満足している。選んでいる手帳はシステムダイアリーをそのまま大きくしたように感じられる、ベルトなしでリング径も小さめの手帳だ。バイブルサイズといってもバインダーの大きさの幅はかなりあって、バイブルならなんでもいいというわけではない。実際にこれまで何度もチャレンジしては脱落してきた手帳を今もいくつか所有している。それらを並べて写真を撮ってみたので今日はその写真を載せておきたい。
上から、PTM DEER、fILOFAX Winchester、fILOFAX YORK、fILOFAX Durham。
左からfILOFAX Durham、fILOFAX YORK、fILOFAX Winchester、PTM DEER。
写真の角度の問題でWinchesterが最も小さいように見えるが、幅はDEERのほうが狭くて持ちやすい。高さはWinchesterの方が低くて面で見るとコンパクト。この2つは持ちやすくて使いやすい。YORKはこの2つに比べるとやや大きく感じる。 Durhamはご覧の通りデカイ。リング径30mmだし。DEERが唯一ベルトがなく、リング径も16mmと小ぶりだ。その分リフィルは多く挟めないが、分厚くならないので手帳の体積は最小でもっともコンパクトな手帳といえる。ディアスキンでめちゃくちゃ軽い点もGood。そして完全にフラットに開くのもDEERだけなのだ。
fILOFAXのどの手帳も「No.1の手帳として愛用するぜ〜」という意気込みで入手したものばかりだが、実際に使ってみてメイン手帳としてはイマイチな部分を見つけ脱落し、まわりまわってPTMのDEERに流れ着いている。システムダイアリーライクな使い方が一番できる、僕にあった手帳。そう感じている。
とはいえ飽き性なのでPTMのDEERを一生使い続けることもおそらくないだろうけれど、すっかり気にいったので当面ジブン手帳と使い比べながら今後の手帳運用を考えていきたい。