手帳に何を求めるか、によって使いやすい手帳の種類やサイズは違ってくる。綴じ手帳なのかシステム手帳なのかはたまたスマホなのか、A5サイズかMicro5かなどなど。これは人の数ほど選択肢があっていいし実際そうだ。世の中に数多くの手帳の種類と手帳本、そしてこのブログのように個人で手帳や文具の魅力を伝えようとする媒体、様々な情報と手帳そのものがあるけれど、世の中の人全員がこれでいいと思える唯一の手帳など存在しない。
そんな手帳をいろいろと試し続けて30余年、過去No.1と言ってもいいであろう手帳に出会えた。このブログの読者の方なら「また始まったよ」と絶対思っていただける、その手帳の名はシステムダイアリーだ。2022年に始まったこのブログを読み返していただくとわかるのだけれど(そんな人いないと思いますが)、手帳の湖というブログタイトルながら登場する手帳はかなり偏っている。そもそもシステムダイアリーの話ばかりしてるでしょ、と言われたら全くその通りなのだが。2022年は比較的(比較的!?)システムダイアリーの話中心、2023年はそれ以外の手帳・・・綴じ手帳などの使い勝手の話も出てくる。2024年は綴じ手帳〜システム手帳〜システムダイアリー回帰、こういった流れになっている。システムダイアリーを中心にぐるぐるといろんな手帳が登場するのだ。どんな手帳がどんな頻度で登場するかはカテゴリをご覧いただくとだいたいわかる。
システムダイアリーを使いながらも、もっと他にいい手帳があるかもしれないし他にも使ってみたい手帳がある、ということで使ってみてはシステムダイアリーに戻るを繰り返しているが、使ってみたい手帳もだいたい一巡した。その上でやっぱりシステムダイアリーが僕にとって一番使いやすい手帳だぞ、という再確認が取れた。最初からわかってたくせに。
今後も様々な手帳を使いたいという欲がなくなることはきっとないし、その時はその欲に忠実になろうとは思っているけれど、システムダイアリーが手帳として最も僕にフィットしているので基本的にはシステムダイアリーを工夫して使っていこうと思う。ていうか使っている。ていうかこれが終の住処ならぬ終の手帳でいいじゃないか。
システムダイアリー(ビニール製/エンジ)とパイロットのタイムライン。赤系でまとまってマッチしている。
システムダイアリーはその名の通りシステム手帳なので、バインダーとリフィルを組み合わせて使うものだ。どれとどれをどう組み合わせようかと考え試しながら使っていく楽しみがある。これはシステム手帳を愛好している全ての人の楽しみだとも言えるが、僕もこのシステムダイアリーという国産のマニアックな手帳を愛用しながらシステム手帳の醍醐味を楽しみ、そして実用性を存分に発揮して日々の生活に役立つツールとして常に傍に置いて相棒として付き合っていきたい。そう思っている。
愛用する手帳を相棒としていつも持ち歩き活用する、それはものすごく楽しいことなのだ。