システム手帳を使っていてストレスに感じることのひとつは「リングが邪魔」ということだろう。右利きだと左側のページに何かを書こうとすると手がリングに引っかかって邪魔になる。ストレスNo.1かもしれない。快適さを大きく損なうのでこれが理由でシステム手帳を敬遠する方も多いだろう。かくいう僕もそういう風に考えていた時期があった。いまよりももっと細かく緻密な字を書きたい、それも丁寧に。そういう風に思っていた時期、システム手帳のリングはとても邪魔な存在だった。
今はどう考えているかというと、そこまでリングのことは気にならない。邪魔だなと思うこともあるけれど、字はラフに書くようになっているのでリングに触りながら書いたとしてもあんまりイライラしない。ノーストレスではないけどローストレスだ。このリング式バインダー形式の手帳を使う方がメリットが大きいと感じている。
幅広バインダー
ここ数日使っているシステムダイアリーの幅広バインダーは通常版よりもリングのサイズが大きい。使う前はこのリングは筆記の妨げにどれぐらいなるのかな?と少し気にしていたけれど、さほど大きいとは感じない。別に妨げにならない。個人的には全く気にならない。リングの形状が一般的なものに比べて平たいカタチをしているから(楕円リング)手に引っかかる感じが少なくそう感じるのかもしれない。それでいて挟めるリフィルがプラス70枚なので得るものが大きい。(通常タイプ:110枚、幅広タイプ:180枚)
前の投稿で書いたように本体の幅も広くなることの方がデメリットだ。持ちにくく捲りにくく扱いにくくなるからで、失うものとしては本体の快適性だ。これはけっこう重要なポイントだったりするので、もしかすると使っているうちに幅広バインダーが嫌になるかもしれない。
SDユーザーのブログやSNSを見ていると、この幅が気になって切り落として使っている方もいるみたいで、ものすごく気持ちがわかる。僕はそこまで思い切る勇気はないが、極力リフィルと本体の幅の段差がないほうがいいなと思っている。ダヴィンチでいうところのジャストリフィルサイズぐらいの紙束感を常に感じていたいのだ。この紙束感を追い求めてSDに辿り着いた感もあるので、SDに出会ってから数年間通常のリングサイズばかり使ってきた。
幅広リングのページめくりの快適さ(通常リングと同枚数のリフィルを挟む前提)を知ってしまったので、このリング幅の快適性、本体幅の非快適性、紙束感という謎の快適性。これらを統合的に考えても結局どれが一番いいのよ?となって答えは出ないんだけど、もう少し幅広バインダーを使いこなして・・・それから考えよう。