手帳の湖

手帳にまつわる自省録

記号や略字は使いこなせない

手帳は(当然だが)書くスペースが限られている。小型の手帳になればなるほど限られたスペースがより小さく狭くなっていく。当たり前で明白な事実だ。

その限られたスペースを有効活用する手段の一つとして”略字”や”記号”を使う手がある。結論から書くと、僕はさほど使いこなせてはいない。そして特に困ってはいない。略字を覚えて書きこなすまでの身体で覚える過程が面倒で頭が切り替わらず結果的にそのまま書き続ける・・・という状態を繰り返してきての結果だろうけれど、特に問題はない。

略字や記号。これって自分の書き癖というか頻出して繰り返し書くことになる文字や言葉でないととても覚えられない。たまにしか使わない言葉だと変換しきれないのだ。頭の中で「えーと」と考えている間に文字を書き切ってしまったほうが体感としては速い。反射的に書けるようにならないと速さを獲得できないし、そうなるまでは時間がかかるものだとも思う。ようは慣れの問題だが、慣れるかどうかこそが問題だ。

僕自身略字や記号を何か使ってたけなと思って手帳を見返してみたけど、見事に使ってない。”会議”→”会ギ” or ”Mtg”ぐらいだ。たまに”確認”を→”かくにん””カクニン”とひらがなやカタカナで表現したりしている。あと場所の前に@付けたりとかぐらい。あ、チェックボックスの”レ点”が完了の印で”→”が延期の意味、というのがあるな。

長年の繰り返しでで無意識に書けるようになったものだけがこういう表現で生き残っているのだろう。他の数ある略字記号は使いこなせていなくともとくに不便は感じないので問題ないっちゃ問題ない。

というか見返して思ったけど手帳にそんな大したこと書いてないな、そもそも。