手帳の湖

手帳にまつわる自省録

LAMY cp1 万年筆

今週のお題「買ってよかった2022」

ついに買ってしまった新しい万年筆。色々と考えて購入したのは「LAMY cp1」。バウハウスの哲学を体現する筆記具だ。LAMY2000よりも後にデザインされたもので、LAMY2000よりも手に入れやすい価格だ。

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万年筆はモンブランの149やカヴェコのものも持っているが、普段使いで持ち歩いてはいない。モンブラン149は割と使用頻度は高いが、持ち歩きできる万年筆が欲しくなったのだ。

元々はローラーボールを探していたのだけれど、顔料インク&万年筆だと裏抜けもしにくく手帳筆記にも便利だと言う話を聴いて、顔料インクに興味が出てきた。その流れで必然的に新たな万年筆を探すことにしたのだ。文具好きといっても、詳しいのは手帳だけだったりするので、万年筆の詳しさにかけては初心者とほぼ変わらない程度だと自負している。いや、別に自慢する話ではない。

万年筆は仕様も価格もピンキリだけど、普段持ち歩いて傷がついたりしても気にならないお買い求めしやすい価格帯のものを探した。1番の候補はLAMY VISTA(LAMY サファリ スケルトンとか言われてますね) だったのだけど、日本ではよりマイナーなcp1に決めた。

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cpは"cylindrical pen(円筒形のペン)"を意味するのだそうだ。LAMY2000は高めの価格設定だし、4色ボールペンを既に持っているし使っているので候補から外した。国産万年筆もいくつか検討したが、金属軸のcp1を使ってみたい欲の方が勝ってしまった。

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コンバータも合わせて購入したけれど、デフォルトで付属されてた。ま、いいか。

LAMYのコンバータは写真の黒バージョンでないとcp1では使えない。

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”GERMANY”の刻印。

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このcp1、万年筆を触ってみて既にメカニカルペンシルも欲しくなってしまっている自分がいるが、無駄を削ぎ落としたシンプルな佇まいが痺れる。LAMY2000同様、パッと見目立つデザインではないけれど、そこはかとない質感の高さが、なんかいい。(語彙力)LAMY2000と似ているステンレスのクリップも素敵。(似ているが同じではない。そのうち比較写真載せようかと思う。)

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我がシステムダイアリー(SD手帳)にあう。

本日届いたばかりでまだ試筆程度しか使ってないので使い心地・書き心地についてはまたあらためて。あと、顔料インクも入手済みなので別の機会に触れようと思う。