自分が文具を日常生活で使うにあたって、どの道具が自分にとっての一番よりよいものなのか。自分の中でのベストを見つけたい。こう考えながら手帳やペンなどをあれこれ探してきた。結果的に文具蒐集に近い感じで色々な文房具が手元に集まったが、コレクションと言えるほどの量ではない。集めるのを目的にしたわけではないので自分なりに厳選したつもりだったからだ。ただ、一度「欲しいな」「使ってみたいな」と思ってしまうと、購入欲に抗えなくなり、その文具を手に入れて使うシーンを想像しまたは使うメリットを最大化した妄想力によって「買わねばなるまい」という決断を下す。
ま、そんなことを繰り返しながらかれこれ30年ほど文具を趣味としている。ベストな文具を探してはいるが、究極の手帳や最高のボールペンというものにはまだ出会っていない。
ずーっと長い間手帳を使ってきて言えることは「完璧な手帳などない」だ。自分も環境も変わるから使いやすい手帳も好きな手帳も変わる。でも「その時のNo.1の手帳」は見つけられる。
— はり (@diarylake) 2022年2月5日
だいぶ前のTweetだけど、自分のコメントにそうだよなと頷いてしまう。手帳に関して言えばシステムダイアリー（SD手帳）がこれまでで一番自分にフィットしている（今まで、というよりも今の自分に、と言う方が正しい気もする）が、”ベストオブ手帳”かというとまだわからない。少なくとも”ベター”ではある。現時点での最善の選択。
これが最高！と思いすぎると”あばたもえくぼ”が過ぎて手帳や文具に関する選球眼が養えなくなるので、一番良い！と思ってても「今はこれがベター」ぐらいに考えておいたほうが世界が広がっていいのかな、とふと考えてこのエントリーを書いてみました。
