手帳の湖

手帳にまつわる自省録

雑に扱える手帳

手帳をいつも持ち歩き、あ、メモ!と思ったときにサッと手に取って書くことができる手帳が理想系なのだが、そのためには”耐久性”そして”扱いやすさ”が必要になってくる。いつも手に取り持ち歩き触りまくるので劣化が激しくなるのだ。

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いつも持ち歩いているシステムダイアリーのSDハイラインバインダーは毎日触りまくって1年と10ヶ月。年が明けると丸2年になる。最近特に経年変化著しく、革の触り心地もやや柔らかくなってきた。もちろん大好きな手帳で、大好きな本革で耐久性も申し分ない。だが雑に扱えるかというと、雑に扱ってはいるものの、キズや水に弱いことを鑑みて乱暴な扱いにならないよう注意を払っている。

昨日リド・ミニプランナーの記事をアップした際に久しぶりに触ってみたのだけれど、ビニール製の手帳も気を使わなくていいなあ、と改めて思った。耐久性はさておき。

というわけで、久しぶりにSDハイラインバインダーじゃなくてビニール製のスタンダードバインダーを引っ張り出してきて、中身を入れ替えてみた。

システムダイアリー スタンダードバインダー。

このスタンダードバインダーはシステムダイアリーを使い始めたときに一番最初に買ったバインダー。(使ってみてすぐにSDハイラインバインダーを買った。もともとSDハイラインが欲しかったので試しに買ったのだ)このビニール製のバインダーを安っぽいと捉えるかは人それぞれだが、僕は意外と安っぽくないと思っていて(といっても高級感は特にないけど)、システムダイアリーを試したい人はまず最初にこれを試してほしいと思っている。以前のエントリーでも書いたことがある気がするが、使いやすさは一番かもしれない。使いやすさというのはページの捲りやすさやバインダーの開きやすさ、扱いの簡単さといったものが挙げられる。なにせビニール製でリーズナブルなものなので、かなり雑に扱える。そのへんに放り投げても大丈夫。いや、手帳を放り投げたりはしません。

結局、手触りは本革手帳には敵わないので1日も使わずしてSDハイラインに戻したけど、雑に扱える手帳バインダーとしてこの先重宝する時が来るかもしれない。なんか時々使いたくなる存在なのだ。

ほぼ日手帳オリジナルやWeeks、ジブン手帳を使っていたときも今振り返ってみると革カバーをつけていた時よりもビニールカバーをつけていた時の方が雑に扱えるので手で持つ頻度が高くなり結果的な使い勝手はよりよかったような気もする。

ビニール製が”耐久性が高い”かと言えばそんなことはないけれど神経がすり減らないというメリットもあると思ってる。