手帳の湖

手帳にまつわる自省録

手帳を着替える

僕自身の手帳の流儀として、

「手帳は小型」

「いつも持ち歩く」

「一冊だけで全てをまかなう」

というのがある。

と言っても長年この考え方でやってきたというわけでもなく、色んな使い方を行ったり来たりしてここ数年でこのやり方が固まり、そしてブログを始めてようやく言語化された、といった感じだ。

このうちの「一冊だけで全てをまかなう」なのだけれど、常時に使う手帳は一冊に絞る・複数の手帳を同時に運用しない、という意味だ。例えばほぼ日手帳能率手帳を併用しない、fILOFAXとジブン手帳を併用しない、仕事もプライベートもスケジュールもメモも一冊だけで運用する、といった意味だ。では中身を入れ替えて使うことができるシステム手帳のバインダー(リングが付いたカバー)を差し替えて使うのはアリか?一冊でまかなう、にならないんじゃないの?

僕の流儀的にはアリだ。同時に2冊運用するのでなければ、カバーを変えるのはアリ。ということにして気分にあわせていくつかのバインダーを差し替えて使うようにしている。

システム手帳のバインダーを“着替える”という考えは別に真新しい考えでもなく、ずいぶん前からある話だ。システム手帳を愛用されている方からすると何当たり前の事を書いてるの?と思われるぐらい手帳の着替えは当たり前なのだ。アシュフォードがシステム手帳のバインダーのことを「ジャケット」と呼んでいるのもその日の気分やTPOに合わせて着替えるというコンセプトからだといったようなことをどこかの記事で読んだ。

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システム手帳のサイズを合わせた上で、ジャケットを着替える。まぁお金はかかるのでそんなに買いまくれないのだが、僕が愛用しているシステムダイアリーもバインダーが何種類かあるので着替えを楽しんでいる。(4つ持ってる)

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こうやって自分流の使い方を考えつつ楽しみながら使えるシステム手帳は手帳の中でもあまりメジャーな存在ではないけれど、(近年システム手帳の良さを再認識してユーザーも戻って来ている気もするけど)手帳選びの選択のひとつとしておすすめしたい。