手帳の湖

手帳にまつわる自省録

はてな手帳出し(SD手帳)

今週のお題はてな手帳出し

こんな当ブログにぴったりのお題が登場するとは・・・!!!今週のエントリーはずっとこのお題で行こうかな。

連日、2023年の手帳選びのネタを投稿し、ついに来年の手帳を決定した旨を一昨日ぐらいに投稿した。僕が今使っている「システムダイアリー(SD手帳)」を継続して使うことにしたのだ。使い始めて今年2年目。小型のシステム手帳で、その歴史は長い。

このブログで何度か書いているが、僕の手帳ポリシーを簡単にまとめると「手帳は小型」「いつも持ち歩く」「一冊だけで全てをまかなう」とこの3つに集約される。これを一番実現できるのが今の所システムダイアリーなのだ。

手帳選びの経緯は以下のリンク先の通り。

2023年の手帳選び

2023年の手帳選び(2)

2023年の手帳選び(3)決着編

2023年の手帳選び(4)余韻編

SD手帳(システムダイアリー )

1968年から発売されている歴史の長い手帳だけれど、メジャーかというと・・・マイナーだ。一部の文房具店しか取り扱いがないし、手帳の中でもマイナーな部類になる”システム手帳”の中でもさらにマイナーな部類の製品なので、知らない人の方が多いと思う。

僕の手帳歴は30年ぐらいあるのだが、その歴史の中でシステム手帳が占める時期は短い。ほとんどの期間ほぼ日手帳能率手帳ゴールド、ジブン手帳といった”綴じ手帳”が占めていて、ここ数年前から少しづつ復活してきた。現在の自分が手帳に求めるものを一番受け止めてくれるのがシステム手帳のミニ6のサイズ感だと気づき、fILOFAXを中心にミニ6のシステム手帳を検討する中で出逢ったのがこの”システムダイアリー ”(通称:SD手帳)だ。ただ、この手帳はミニ6ではない(詳しくは後述)。

システムダイアリー、という名前は商品そのものの名前だが、システム手帳そのものを指しているという勘違いを誘発してしまいそうな名前だ。システムダイアリーはシステム手帳だが、システム手帳そのものの名前ではなく、システムダイアリーという製品(会社名もシステムダイアリー)の名前だ。ややこしい。SD手帳と呼ばれているが、SDがシステムダイアリー の略なのでシステムダイアリー手帳という意味になってしまう。頭痛が痛い。

一般の小型のシステム手帳は6穴か5穴だ。ところがSD手帳は8穴ある。写真を見ていただくとわかるが、互換性がないので、リフィルは独自のものを入手する必要があることを意味している。ここが敬遠されうるポイントだと思う。選択肢が少ないので。

でもなんでそんなガラパゴス手帳がいいと思っているかというと、多くの良いポイントはミニ6の手帳と同じなのだが、個人的に上回っていると感じるポイントがいくつかある。「リフィルのサイズ感(縦横比が所謂黄金比で使いやすい)」「リフィルとバインダー本体の段差が少なく”束感”を感じられる作りになっている」「専用の保管ケース等が用意され、管理しやすい」こういった点だ。さらっと書いているが、サイズ感などは持った時や筆記の際の感覚に大きく影響するのでとても重要だ。見た目はミニ6と大差ないが、使ってみると結構差がある。ま、ミニ6といっても色々あるので一纏めにはしちゃいけないだろうけれど。使い勝手が似てるのはダヴィンチのジャストリフィルサイズだが、リフィルの大きさはシステムダイアリーの方が好みだ。

僕が手帳でやりたいことはこの小さな手帳でだいたいやれちゃうのでずっとこの手帳でいいかなと思っているのだが、万人が手帳でやりたいことをこの小さな手帳に任せられるとも限らない。ここに書いてあることはあくまでも個人の好み・個人の見解ではあるけれど、過去最高に良さを人に伝えたくなる手帳だ。

来年はバインダーも追加注文したし(まだ届いていない)、引き続きシステムダイアリーを肌身離さず持ち歩き、使い倒していきたい。