手帳の湖

手帳にまつわる自省録

LAMY2000生活

LAMY2000(4色ボールペン)を再度使うようになって、筆記の際に手が喜んでいる。元々筆圧が高いので、低粘度のインクは書きづらいと思っていてジェットストリームも最初は思った字を書けなくてあまり好きではなかった。滑る感じがして字が安定しないイメージ。なので万年筆もあんまり自分にマッチしない筆記具という認識で、万年筆沼には入らず、モンブラン149を手に入れてそれで満足しきっている状況だ。

加齢と共に筆圧も弱くなってきているのか慣れなのかはわからないが、この1年ちょっとはすっかりジェットストリームのインクの書き味にあわせた字の書き方になっていたようだ。LAMY2000で手帳にメモして2日程、このねっとり感が書いてて気持ちよいという感覚が蘇ってきた。と同時に力を入れて書くので若干の疲れも感じる。今のところ心地よい疲れ。ペンが変わると調子に乗って普段メモしないようなこともメモするようになって記入量が増えている。

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ただこの心地よい疲れがずっとこれからも心地よいかどうかはわからないので、もしかするとLAMY 2000の4色ボールペンにジェットストリーム芯を装着、というパターンに落ち着くかもしれない。以前も一回やったことがあって、その時はあまりジェットストリームは好みじゃないやと思ってすぐにLAMY芯に戻した経緯がある。

書くモノ(ペンなど)と書かれるモノ(手帳など)の組み合わせは無限大で、相性もあるのだが、現時点で書かれるモノはシステムダイアリー(SD手帳)で確定しているので、その紙リフィルにあう書くモノを決めたい。一度決めたジェットストリームはインクよりも本体のクリップの弱さが欠点に感じてきているので、他をあたってみる、という状況になっている。

LAMY2000がベストかというとそれはわからないが(何せジェットストリームが一度LAMY2000を引き摺り下ろしているので)、持っているペンの中でローテーションを組む分にはお財布にも優しく健康的だ。

LAMY XEVOも届くことだし、いつまでLAMY2000生活が続くかわからないけれど暫くは楽しもうと思っている。ま、そもそもこうやってあれこれ迷うのも大変楽しいのだ。