手帳の湖

手帳にまつわる自省録

ストイックな手帳

僕が愛用しているシステムダイアリーはストイックな手帳だ。1968年に日本で初めてつくられたシステム手帳。コンピュータの基本構造をヒントに開発された、個人情報管理システム。日本最古のシステム手帳。

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それ以来、基本システム構成は変わらずずっと同じ状態であり続けている。バインダーこそ様々なバージョンの変遷があるものの(という程種類もないけれど)、リフィル含めて大きくは変わっていないようだ。1968年に完成されたシステムが幾つかの時代を越えても同じままでいるのだ。もしかしたらマイナーチェンジぐらいはあったかもしれないがあまりそういった感じはしない。(一時期スマート化を狙ったフシもあるが)

僕はこういった時代に流されずフォーマットを変えず存在し続ける手帳も好きなので、システムダイアリーや能率手帳ゴールドなどが大好きだ。

システムダイアリーの「手帳は常に身に付けて持ち歩けるものでなくてはならない」という考え方は大いに賛同する...というか僕もまったく同じ考え方なのでそりゃ相性もバッチリというもの。

時代の流れに乗れなかったからこそのマイナーな状況の今があるとも言えるが、生まれる前からある手帳って凄いな。

再びブレイクすることはあるのか!?(ブレイクした時代を知らない)