手帳の湖

手帳にまつわる自省録

革手帳のリング跡

革のシステム手帳を使っていて経年変化で気になることのひとつがリング跡。革の表面に浮かんでくるリングのカタチ。これがどうしても嫌だという人は多い。僕もそうだ(った。過去形。)

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リングがあたる部分が凸凹に。

世の中にあるシステム手帳の中にはこれを解決する手段として表紙裏側にリング受けが貼り付けてあったり、リフターのようなサポーターがあったり、個人でカスタマイズされていたり...色んなモノや情報がある。

僕は単純に見た目が貧相に見えるなーと感じていたので、システム手帳を検討する時にリング跡が目立つようになる仕様の手帳は候補から外していた時期があった。

...で、あばたもえくぼ。

このリング跡を自分にあった解決する方法を見つけて選択した、とかいう話ではなく、リング跡ができるのをそっくりそのまま受け容れる、ということになった。あんなに避けていたのに、システムダイアリーを手に入れたことによってその経年変化を丸ごと愛でようと思うようになったのだ。何もせずとも解決。(解決なの..か?)

システムダイアリーは8穴の独自仕様で基本的にシステムダイアリー社が販売しているリフィルやオプションを購入して使って行く前提のシステム構成だ。サードパーティ製品がまったく無いわけではない...ほぼないけど...し、自作という選択肢もあるのだが、正規製品にリング跡を防ぐオプションがない、という事は、それも含めてシステムダイアリーを愛してね、ということなのだ。という風に強引に都合良く解釈し、リング跡がつくことに対する特段のケアをせずに今に至る。

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がっつりと跡がついている。

写真の通り1年半でくっきり跡が付いている。自作やサードパーティ製品を使うことが邪道なのではない。システム手帳利用者のありようが人それぞれで、僕は正規品のみでいこう、と考えているだけなのだ。(自作は自信がない、、、)

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購入して日が浅い頃のシステムダイアリー。リング跡はまだない。

システムダイアリーに限らず革のシステム手帳全般に対して思っていることだが、リング跡は決してカッコ悪くない。貧相だと思った時期もありましたがゴメンナサイ。メンテナンスを行いながら大切に使っていけば、経年変化のひとつとして味のある愛着ある特徴となっていくものなのだ。と思ってる。