手帳の湖

手帳にまつわる自省録

感情を書き残す

手帳にメモ書きする時、どんな事があったのか、出来事を箇条書きで記録する事が多い。子どもの学校のイベントがあったり、仕事で重要な会議があったり、買い物に出かけたり、新しいラーメン店を開拓したり、注目の映画を鑑賞したり...。

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システムダイアリー(SD手帳)。

そんな時についついどこへ行った、あれを食べた、観た、という事実だけでメモを終えてしまうのだが、その時どう思ったか、どう感じたかを書くことも大事だなと思っている。

小学生の絵日記でこういう文章があったとする。「今日は家族で海水浴に行きました。楽しかったです。」かなり単純化した例だが、僕は手帳に書く時ついつい「家族で海水浴」で終わらせてしまうのだ。

これだけだともったいない。振り返った時にその時どうだったのか思い出しにくい。どんな事があったのか、よりもその時どんな気持ちになったのか、というほうが覚えているものだと思っているが、楽しかったのか、実は子どもが砂浜で転んで泣いただとか、バーベキューしてめちゃくちゃ美味しかったとか、もうちょっと具体的なディテールを書き残したい。特にその時どう感じたのか?の記録があると、手帳を見て「ああこの時こうだったな」と思い返しやすく、思い出に耽りやすくなると思うのだ。

感情の書き残し方としては、素直に「嬉しかった、楽しかった」という書き方もよいし、顔文字を描く手もある。少し前のブログで天気マークの話を書いたが、今度は感情マークだ。こういった記録はバイオリズムの管理にも役に立つかも。まぁあまり真面目に確実に記録することを目的にせずに、後で振り返った時にその日その時の情景を頭の中で再現する役に立てばよい、ぐらいの気持ちで記録するぐらいがちょうどいいと思っている。

自分自身の感情の記録を残すとともに、子供のその時々の感情の記録も残したい。