手帳の湖

手帳にまつわる自省録

手帳は一冊だけ持ち歩く

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1.手帳は一冊だけ。仕事もプライベートもALL IN ONEで運用すること。

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というのが自分の手帳のポリシーのひとつなのだけれども、なぜそうしているのかについて書いてみたい。一言で言うと、情報を一つにまとめておきたいから。仕事とプライベートで手帳を分けないのは、自分自身が一人だからで、時系列的には仕事とプライベートは重ならないから情報として競合しない。それで混乱しないかというと、混乱しない。(正確に言うと、ToDoリストやメモは分けています)本当に気に入った自分にとっての一番の手帳を一冊だけ、いつも持ち歩いていたいのだ。

一方、手帳が好きで、あれこれ手帳のことを知っていくとあれもこれも欲しい、あの手帳も試してみたい、この手帳も手に入れたい、となってくる。(The沼。)そうなるといろんな理由をつけて手帳を買うことになる。ALL IN ONE運用が自分の性には合っているのだが、使いたい手帳を使う理由を作って2冊持ちあるいは1軍を休ませて2軍3軍をローテ入りさせるといった、手帳を使うことを目的化した運用に染まっていく。気に入って使っていた1軍手帳にも粗が見えてきて、2軍のほうが戦力的にいけてるかも、と思えてくる。それはたぶんまやかしで、しばらくするとやっぱり1軍、お前の方が頼りになるで。とコロコロ選手を入れ替えることになる。...ということをかれこれ30年近く繰り返しているわけだが、これはかの手帳病というやつでどうやら完治は難しいらしい。文具収集の趣味としてはとても楽しい。また、システム手帳の場合は中身が入れ替えられるので着せ替え感覚で手帳を変えやすく沼地に住みやすい。(ですよね?)

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この手帳を常に持ち歩いている。能率手帳普及版やモレスキンと同じぐらいの大きさ。

話を戻すが、複数の手帳を目的別に使い分けるのは自分には無理だったのでやはり手帳は常に一冊だけを運用し、持ち歩きたい。自分にとっての絶対的エースを見つけて育て上げたい。スケジュールもToDo管理も仕事のメモもお買い物メモも行きたい場所も見たい映画も全て一冊で完結させる。書く場所は分けるが手帳は分けない。書きたい時確認したい時に手元にある手帳を見ればよい、というのはストレスフリーだ。

今のところ、システムダイアリーで実現できている。不満という不満もほぼない。

これを成立させるのは(綴じ手帳でもできるが)システム手帳が有利な気もする。

と、こんな感じだがもちろんこれはあくまで僕の手帳を使う目的と使いやすい運用の話なので、すべての人には当てはまらないだろうけれど、僕のように活用方法を模索されてる方は少なからずいらっしゃると思う。

仕事の重要プロジェクトのミーティングの予定のあとに、頼まれた牛乳を買って帰るメモが書いてあっても、それでいい。