手帳の湖

手帳にまつわる自省録

手帳のルールと理想のスペック

アナログの手帳で何をするか?は人それぞれだけれど、僕はスケジュール管理とメモ帳。以上。というぐらいオーソドックスというか特に面白くもなんともないフツーの使い方をしている。書いて忘れて、見返して思い出す。の繰り返し。手帳でなりたい自分になるための夢を書いたり、カラフルに装飾したり、ということはしていない。(もちろんこれも素敵な使い方!僕が似合わないだけです)それでも自分の手帳を眺めるとなぜかワクワクするし、使いやすそうな手帳を見つけるとついつい試してみたくなる。そうして散財する。システムダイアリーを使い出してからあれこれ迷いは少なくなったけれど、それでも手帳に関する記事やブログは追いかけてしまう。もっとすごい使い方がきっとあるはず!と思っている。リアルな知人に手帳や文具好きが少ないので、ネットのみなさんの創意工夫にもワクワクさせられている。

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自分の理想に一番近い、システムダイアリー (SD手帳)

さて、そんな僕にも手帳に関するルール、理想のスペックがあるので棚卸し的に書いてみたい。

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1.手帳は一冊だけ。仕事もプライベートもALL IN ONEで運用すること。

2.常に持ち歩き、思い立った時にすぐに書いたり見返したりできること。

3.ペンも手帳にセットして同時に持ち歩くこと。ポケットにも入る大きさが望ましい。

4.フラットに開くことができ、手で押さえなくても開いたままにして書けること。

5.持っていて満足感が得られるものであること。

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こうやって書いて見ると意外とシンプル。でもひとつひとつの要求レベルは高い。けっきょくは5番目が感覚値なのでどうしようもないのだが、1番目の要求事項のハードルも高く、手帳を買い漁り、ちょっと使ってからあれ?これは思っていたのと違うな、と思っても同時並行で活用できずに謎のコレクションとして押し入れに眠ることになる。2冊以上を同時に使いこなせないのだ。(用途によって使い分けされている方々が羨ましく、尊敬する)システム手帳はまだしも、綴じ手帳は年を越すと出番が2度と来なくなるのでもったいない。(誰のせいでもなく自分のせいです)残念ながら多い年だと1年に何冊も書い繫ぐということが起こっていた。(繰り返すが誰のせいでもなく自分のせい。)

いつ何時も手帳を手元に持っておきたいので”ストレスなく持ち歩ける大きさの限界値を探る”のが手帳探しの旅の肝であったのだが、今のところの結論としてはシステムダイアリーの大きさ。これが最大にして最小。能率手帳ゴールド(普及版)やモレスキンの大きさと言えばわかりやすいかもしれない。手帳歴はかれこれ30年近くなるけれど、いろいろな手帳を使い倒した上での今の所の結論がこの5つの項目に集約されている。

探し求めていたベストな手帳は、生まれる前から存在していました、というオチでした。