手帳の湖

手帳にまつわる自省録

手帳と季節感

日曜日から急に寒くなって、朝布団から出るのがより億劫になる季節がやってきた。つい一昨日ぐらいまで長Tで外出できたのに、ダウンジャケットを引っ張り出してきて着ている。急な落差が激しい。寒くなっていいけどゆっくり寒くなってほしい。大阪の話だが、東京の同僚も同じことを言っていた。

季節を感じるメモを記録する

ブログでも手帳へのメモでもこうやって季節の変わり目・気温が変わったなどの季節や天候の話を書いておくと後で振り返った時にその時の情景を思い出しやすいし記録としても面白いので好んで記録するようにしている。

急に日が落ちるのが早くなったな、今年は暑い日が続くなーとか書いていても1年前を振り返ったら意外と同じ時期に同じことを書いていたりして「例年通りやん?」と気付いたりすることがある。これはこれで面白い。

自分自身の記憶は当てにならないので書かないと忘れることばかり。ちょっとしたことでもメモする癖をつけていれば、あとあと面白い振り返りができるものだ。

安定供給

同じ手帳を使い続けるにあたって、気になることのひとつに”この手帳は廃盤にならないか?”というものがある。いろんなブランド、いろんな手帳がある中で長く同じカタチ・フォーマットを続けている手帳もあれば、その時代に応じて少しづつチューニングをかけて変化し続けている手帳もある。そして販売が終了してしまうものも。過去いろんな手帳を使ってきたが、いざ次の年も買おうとするともう売っていなかったり、気に入ったフォーマットやカバーが変わってしまっていたりしたことがあって選びたいのに選べなくて残念な思いをしたことがある。様々な理由で変わっていくものだからもちろん致し方ない。前向きな改善もあれば、その逆もある。

システムダイアリーは比較的変化の少ない手帳だ。

そんな中で多くのビジネス手帳愛用者は毎年発売される手帳を指名買いしている人も多く見られる。といってもブログ上の出来事だけれども。指名買いできるのはとても幸せなことだ。飽き性の僕には真似したくても真似できないのだけれど、決まった手帳を永く使い続けることはとても効率的だし、精神衛生上もとてもよいだろう。

愛用している手帳がある日突然廃盤になるとショックだと思う。そういう意味で手帳が”安定供給”されることは多くの手帳ユーザーにとって大切なことだと思う。僕はこれまであまりビジネス手帳を使ってこなかった派だが、書店や文具店に必ず並んでいる手帳群を見ると、現SD手帳ユーザーとしては若干羨ましかったりもする。

同じフォーマットを選ぶ続けることができるのは幸せなことだ。

僕が愛用しているシステムダイアリー(SD手帳)もかつて供給が途絶えるかどうかの瀬戸際を経験したことがあると聞いたことがある。幸いにして僕が僕が使い始めた2021年以降は特に大きな心配もなくバインダーもリフィルを入手できている。

今はダイゴー手帳も愛用。

いろんな手帳をとっかえひっかえ使ってきて、今はシステムダイアリーがメイン手帳となり落ち着いているが(落ち着いてるか!?)今後どうなるかはわからない。気に入った手帳が安定供給されることを願うばかりだ。

ドライバーズポケット(SD手帳)とペン

SD手帳のドライバーズポケットというオプションリフィルを以前紹介したことがあるが(過去記事参照)、現在SD手帳の相棒たるボールペン、パイロットのタイムラインとの相性がとてもバッチリでものすごく使い勝手がよいのだ。たぶんこの相性がいいという話も既に何回か書いている覚えがある。今回も相変わらずのマンネリ自慢記事だ。

このドライバーズポケットは僕が最も気に入っているオプション品のひとつだ。これが僕のSD手帳の使いやすさのレベルをぐっと高めてくれている。ドライバーズポケットというのはその名の通り、運転者向けに免許証や車に関わるメモをとじておける二つ折りのビニールポケットだ。(過去記事”システム手帳の構成(SD手帳の中身)”)にもドライバーズポケットの写真がちょっとだけ出てくるのでもしよろしければ。)

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この写真のカラータブと革カバーの間にある透明の物体が”ドライバーズポケット”。

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ここにボールペンのクリップ部分を引っ掛ける。

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パイロットタイムラインのようなクリップの形状だと頭が出ずにピッタリ。前はジェットストリームの3in1を愛用していた。ほぼ日手帳のオンラインショップで手帳を買うとついてくるやつだ。

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じゃん。ペンホルダーがなくてもこの通り。SD手帳のバインダーはペンホルダーがついていないものがほとんどで、でもオプションにもペンホルダーがないという状況なので工夫のひとつとして編み出した。(実はドライバーズポケットにはパンホルダーっぽいものもついてはいるのだが、引っ掛けにくくて耐久性も不安なので使っていない)歴史が長い手帳なのでこんな使い方昔からやっとるわい、という方がいらっしゃったら誠にお恥ずかしい限りだが、自分ではこの運用が気に入ってる。

こういったレギュラー仕様ではないもので工夫して便利に使う、というのは手帳や文具を嗜むにあたってとても楽しく、他人に自慢したくなるものだ。僕の周りにはこの自慢話を自慢話として受け止めてくれる文具好きが少ないのでこうやってブログで世界に向けて自慢を発信しているのだ。どうだ。