手帳の湖

手帳にまつわる自省録

手帳とKindle

2月ぐらいの記事でも書いたけれど、Kindleのpaperwhite(第11世代)を持っている。読書だけはペーパーレス化を進めていて、ここ1〜2年は紙の本はほとんど買っていない。(装丁が好みだったりするとたまには買う。)iPhoneiPadでももちろん読書はできるけれど、Kindleの読書体験には敵わない。ペーパーレス化の方向に舵を切ったのはいくつか理由があって、

1.息子が成長し、本棚スペースの陣取り合戦に負けそう

2.眼の老化の問題で文庫本を読むのにリーディンググラスが必要になってきた

3.本を持ち歩くのが重く感じるようになり億劫になってきた

4.というような事から読書量が減ってきた

ざっと挙げるとこんな感じで、ずっと前から持っていたものの活用できていなかったKindleをちゃんと活用すべく少し前に新調したのだ。

f:id:diarylake:20220724191218j:image

システムダイアリー と大きさ比較。どちらもコンパクト。Kindleは軽いので持ち歩くのもさほど苦ではない。持ち歩くガジェットが増えること自体はあまり望ましくはないが、出張等に読みたい本を数冊持っていくことを考えたら全然アリ。
f:id:diarylake:20220724191215j:image

 Kindle Unlimitedにも入ったのでちょこちょこ面白そうな推理小説なんかを見つけては読むようにしている。定額制は高いと感じるけど、2冊ぐらい読んだらチャラなので読みたい本が見つかる限りコストパフォーマンス的にはよい。

 

手帳だけはペーパーレスには絶対踏み切らないぞ、と思っている。個人的にアナログ派というよりデジタル派なのだが、手帳だけは昔と変わらない紙の手帳を持ち歩きたいんだよなぁ。

 

月光荘の鉛筆削り

月光荘の8B鉛筆について先日紹介エントリーを書いたが、鉛筆削りがどこ探しても見つからず、再購入した。(スケッチブック  ウス点 2Fも追加購入した。)

f:id:diarylake:20220722150835j:image

雑誌の切り抜きなのか、包装は写真の通り骨董品の紹介ページ?な感じだった。

f:id:diarylake:20220722150844j:image

鉛筆削りは2つの大きさを削れるようになってる。

f:id:diarylake:20220722150853j:image

素材はプラスチック。以前はたしか金属製のものもあった記憶が。月光荘のこのマークは好き。

f:id:diarylake:20220722150902j:image

8B鉛筆は柔らかいのでしゃりしゃり削れる。鉛筆を削ると、さぁ、何か書くぞ(描くぞ)!という気になる。この8B鉛筆で書いた文字も絵も、なんとなく上手く書けた気にさせてくれる。僕は主にプレゼン資料の構成を考える時のラフスケッチに使うのだけど、今度は無くさないようにしないとな。

 

手帳、万年筆、ボールペン、鉛筆のNO.1

今日は仕事が盛り上がりに盛り上がって(ポジティブに捉えると)、まだ帰宅途中。今日書きたいブログネタもあったのだけど日付変わりそうなので別の日に書くとして、とりあえず通勤電車から写真投稿してお茶を濁すこととする。

f:id:diarylake:20220722221946j:image

手帳と万年筆、ボールペン、鉛筆のそれぞれ個人的NO.1。

手帳:ご存じシステムダイアリー

万年筆:モンブラン149

ボールペン:モンブラン161

鉛筆:ファーバーカステルパーフェクトペンシル

時間が経てばランキング入れ替わりもありそうだけど、現時点ではこれらが持っている中でNO.1。

万年筆は迷わず149なんだけど、ボールペンと鉛筆は若干迷う。迷うけれど今のところはこれらかな。

無理矢理エントリー書いてるのでとりとめもないが、今日はこのへんで。お腹すいた。

デコら(れ)ない

僕の手帳の使い方は超オーソドックスというか、フツーというか、スケジュール管理とメモ。よく言えばシンプルな使い方だ。なのによくもまあ手帳ブログなんか運営できてるなって話だけれど、人様に見せて面白いようなものが書かれていたり描かれれていたりということは、ない。

もうちょっと若い頃は自己啓発本なんかも読み漁り仕事術や手帳術的なものもひと通り実践して、そういった学びを手帳にしたためたりして悦に入っていた。自虐っぽく書いてるが手帳術もバカに出来なくて、若い頃の学びから時が経ち絞り込まれたものが残り熟成されているので、今も実践してるものもあって習慣化されたものとして自分の一部になってたりもする。

で、そんな僕の手帳はほぼ黒い字の羅列。仕事やプライベートの細かいことで埋め尽くされているのでブログやインスタで紹介しようにも公にお見せできないので全面モザイクになってしまう。

f:id:diarylake:20220720215036j:image

これは見ても何にも面白くない。何か書き込んでるなーぐらいしかわからない。

でも、手帳好きの人の中にもいるはずだ。手帳をデコったり装飾たくさんとかではなくシンプルに黒一色で書くだけのドストレートな使い方しかしない、とても人様に見せられる内容が書かれてはいないが、それでも手帳を愛でたり、集めたり、自分なりの手帳術を考案したりするのが好きな人が。僕もそのひとりのはずだ。ちょっと前まではそういった自分と似たような考え方で手帳の使い方を綴ったようなブログを探していて、今度は逆にブログを書く側になった。

もちろん、手帳をデコったり、色んな使い方をすることを否定したりするつもりはない。手帳との付き合い方・楽しみ方は無限にあっていい。むしろそういった使い方(手帳をデコる、絵を描いて楽しむ)をされていらっしゃる方のブログやインスタを見るのはめっちゃ楽しい。特にインスタは色んな手帳の創意工夫が簡単に見ることができて面白い。だが僕には真似できないしチャレンジする予定もない。ああいうセンスないもんなー。本音としては羨ましいなー。楽しそうでいいなー、だ。僕も手帳に文字をガンガンに書いててそれだけで充分楽しいけどね。

なので僕のブログを読んでも、インスタの写真を見ても、絵面的にワクワクするようなものを見つけることはできないとは思いますが、ビジュアルに期待できない分たまには有意義な手帳術的な情報も書くかもしれないので引き続きよろしくお願いします。

上、前、後

 

f:id:diarylake:20220720121547j:image


f:id:diarylake:20220720121544j:image


f:id:diarylake:20220720121551j:image

今日は短めのエントリー。

写真はシステムダイアリーのSDハイラインバインダーを真上から、前から、後ろから見たところ。インスタ投稿やブログの更新など、自己満足のために(手帳が趣味だからね)毎日手帳の写真を似たような角度で変わり映えしないけれど撮っている。毎日写真を撮っていてもとくに変化は感じないけど、振り返ってみたら革は成長している。革手帳を趣味のものとして扱う醍醐味のひとつは、この経年変化だ。

とにかくこの小さな黒い革手帳がツヤツヤしている様子を眺めているととても落ち着く。そしてテンションが上がる。手帳は精神安定剤だ。

2023年の手帳選び

そろそろ来年・2023年の手帳選びのシーズンだけれど、来年もシステムダイアリーを活用していくことは確定している。・・・とか何とか言って他の手帳も購入する可能性は否めないけれど、少なくとも2022年はシステムダイアリー一本でここまでやってきた。例年4月か5月頃には一度他の手帳に手を伸ばす時期を迎えるのだが、今年はそんなことない。思い返せばシステムダイアリーを使い始めた2021年もそうだった。システムダイアリーのバインダーは合計3つ買ったけど。2020年の迷走状態(fILOFAXやその他手帳を買いまくった)から脱して、落ち着いた1年半を過ごしている。そんな中手帳ブログを始めたモノだから、そりゃエントリーがシステムダイアリーばかりにもなる。

f:id:diarylake:20220719192409j:image

ちょっと調べてみたところ、能率手帳ゴールドの2023年度版は8月10日に発売されるらしい。毎年こんなに早かったっけ?だんだん早くなってない?気のせいかな。実際に手帳は1月始まり、4月始まり以外にも10月始まり他も出てきて、年がら年中新しい手帳をスタートできる状況になってきている。

僕は1月始まり派なので例年9月〜10月ぐらいに来年の手帳選びをしようかなぁと思うことが多く、銀座の伊東屋に海外の手帳が並ぶ時期に店頭で物色するというパターンが多かった。そして、1月の手帳スタートを迎え、ちょっと使って「違うな」と思ったら4月始まりの手帳を物色する(結局4月始まりも買う)、どこが1月始まり派なのよ、というのが王道パターンであった。思っていたのと違う使い心地・自分に合わない使い心地の手帳をずっと使うのはストレスだ、時間の損失だ、これは損切りなのだという大義名分(?)のもと、いそいそと伊東屋に出かけて次のターゲット探し、というお財布的に負の連鎖(大袈裟)を繰り返していた。それを一旦断ち切ってくれたのがシステムダイアリーだ。一旦、と書いたのは30年の手帳の歴史を振り返る限り自信がないからだ。手帳における自虐史観。長年手帳を使っているが、途中別の手帳に浮気せずに同じ手帳の連続使用の経験が少ないのでどうせまた飽きちゃうんだろうなと心のどこかで思ってしまっている。

f:id:diarylake:20220719192352j:image

システムダイアリーじたいはとても満足して使っていて、過去最高のmy手帳なので飽きちゃうんだろうなとも思いつつ永く使いたいとも思っている。もしかしたらシステムダイアリーを手放すのではなく2冊使いの理由を探してきて複数運用をしたくなるかもしれない。

それもこれも2023年の手帳がどんな展開をするかによるところも大きい。新作は毎年楽しみにしているが今年も楽しみだ。

 

 

月光荘8B鉛筆

銀座にある月光荘画材店の「8B鉛筆」。書いて・描いて楽しい、極太芯の鉛筆だ。

このブログでちゃんと紹介するのは初めてだけど、以前紹介したつくしペンケースの中に随分前から収まっており、かなり長い間使ってきた鉛筆だ。一緒に買った時には薄ベージュ色だったヌメ革の鉛筆キャップも、すっかり飴色に変わっている。

f:id:diarylake:20220718152803j:image

月光荘の商品で好きなものに、今回紹介している「8B鉛筆」ともうひとつ、「スケッチブック  ウス点 2F」がある。松下幸之助氏の依頼で作られた、薄いブルーのドットが入った画面のスケッチブックで、仕事でラフスケッチやアイデアをささっと書き出す時に使っている。ウス点については別の機会にまた記事を書こうと思う。

f:id:diarylake:20220718152812j:image

さて、8B鉛筆はさすがにシステムダイアリーなどの小型手帳にメモ用途で使うのには合わないので、上の写真の組み合わせで使うことはない。ブログに毎回何らかのカタチでシステムダイアリーを登場させたいだけの写真である。(鉛筆だけの写真より締まるかなーと思って。)

8B鉛筆の基本的な使い方は、スケッチブックにアイデアを書き殴る、パワポ資料化する前のラフイメージを書き殴る、ホワイトボード代わりにミーティング時の説明書きとして書き殴る、といったものだ。基本常に書き殴る。丁寧に何かを書いたり描いたりするためには使っていない。

僕個人の感覚としてなのだけれど、筆で書いたときのように、書いた感覚が手を通じで体にも伝わって、書いたことが頭に入ってくる感覚がある。うまく表現できないのだけれど、必然的に字が大きく大胆になるので、書いた文字に意味を持たせやすいのだ。「書」のように「文字以上・絵未満」の字が書ける。何を言っているのかわからないかもしれないが、僕もどう伝えたら良いのかわからない。が、記憶に残るものを書き記すことができる画材だと思っている。

まぁ小難しい話は抜きにして、個性の光るよい鉛筆だ。単純に書き心地がよいし、鉛筆キャップからの出し入れも心地よいのでついつい手に取ってしまう文具である。